『人新世の「資本論」』読書会
【内容】
・斎藤幸平『人新世の「資本論」』を課題本にした読書会です。
「人新世」という言葉は聞き慣れないかもしれません。
地質学の用語に「完新世」があります。地質時代の最も新しい世で、現在は「完新世」です。
近年SDGsという言葉が流行っているように人類の活動の地球環境への影響が懸念されていますが、地質的にも影響が強くなっていて、それを一つの年代と名づけてもいいのではないか?という問題提起から「人新世」という語が生まれたようです。※正式な学問用語にはまだなっていなかったかと思います。
マーク・フィッシャーというイギリスの批評家に「資本主義の終わりより、世界の終わりを想像する方がたやすい」という資本主義の堅固さをよく表している言葉があります。
私自身不勉強ではありますが、「人新世」は、地球環境や資本主義やグローバル社会を相対化するのに便利な概念かなと思っています。
読書会では私より頼りになる方にすでにお声をかけていてご参加いただく予定です。
本を読んで、良いと思った点、よく分からなかった点、疑問に思った点など、色々お話しできたらと思います。
本は新刊本で取り扱い予定ですが入荷は結構先になりそうです。
ご興味ある方は最寄りの書店でご確認いただけたら幸いです。
よろしくお願いいたします。
【日時】
・12月3日(土)の18時〜19時30分までの予定
【場所】
・Sui(鹿児島市泉町1-8 トマルビル1階)※古本屋ブックスパーチ隣
【定員】
・8名
【参加費】
・Suiにてワンドリンクオーダーをお願いします。
【参加条件】
・『人新世の「資本論」』を読了済みであること。
【申込方法】
・メール(books_perch@yahoo.co.jp)、店頭にてお申込ください。
【読書会の流れ】
1.持ち時間5分ほどで簡単な自己紹介と『人新世の「資本論」』の感想をお話しください。
2.参加者全員が話し終えたらフリートークを行います。
3.終了時間になりましたら、最後に読書会に参加した感想を簡単にお話しください。
4.以上で、終了。
【注意点】
本を介したコミュニケーションを楽しむ場にできるよう心掛けております。
人種差別や人を傷つける言動、宗教の勧誘などある場合は退室していただくことがございます。
本を介したコミュニケーションをする限りにおいてそのようなことはないかと存じますが、ご了承の上でご参加ください。
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