読書の余韻

先日オンラインで課題型の読書会を行った。

まず自分のトークに関しては極度の緊張に襲われて全然上手くしゃべれず…。

フリートークではそれなりに話は出来たと思うが、一人で喋るのがどうにも出来ない。

まあこれは本当に個人的な課題なので、カメラの後ろにぬいぐるみを置いて喋るとか、少しでも話しやすくなるような具体的な対策を練りたいと思うところだ。

読書会全体を通して上手くやれたかというと自信はないが、

参加者の方々には、楽しかった、また参加したいと言ってもらえたので、

読書会をやって良かったなと思った。私もとても楽しかった。

さて、読書会を終えた後、ひっそりと打ち上げ会を行った。

読書会の参加者で鹿児島在住の方は全員打ち上げ会にも参加してくださった。

次の日に参加者のお一人が店に来てくれて、打ち上げ会がとても楽しかったと話してくださった。その方と話をして、読書会の余韻が残り、それに浸りながら雑談を交わし、そこからまた本の話に熱を帯びていくのが、打ち上げ会の面白さであり魅力だなと気づかされた。

余韻こそが熱を生むのだと思う。そして熱を持ったお喋りは本当にとても楽しい。

リアルの場で人と話す機会が減っていて、久しく忘れていた感情だった。

新型コロナの影響がなくなってもオンラインでのイベントは続けたいなと考えているので、今のうちにオンライン開催の練習をしておきたいと思い、集中して行おうと考えている。

オンラインのみで読書会をやる場合、余韻を大事にすることが難しくなってしまう部分があるような気がする。

オンラインではどうしても司会進行役が中心に話をしてしまい、参加者同士で雑談をする時間が少なくなってしまう。オンラインという場の特性上、その場で喋るのは一人で、それを順番に回していくようにしないと、イベント自体を進めるのが難しくなってしまうからだ。

仮に、オンライン上で打ち上げ会的なものを催す場合も、参加人数が多ければ上のような課題に直面する。おそらく3,4人であれば問題なく雑談できると思うがそれが限度だろう。

余韻を生み、その余韻を元に楽しいおしゃべりが出来るように、オンラインでも何か方法はないだろうか。

今後の課題ということで取り組む手立てがないか考えていきたいと思う。

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