福岡の出版社「書肆侃侃房」(しょしかんかんぼう)さんから本の入荷です。
・惨憺たる光 / ペク・スリン
・原郷の奄美 ロシア文学者 昇曙夢とその時代 / 田代俊一郎
・お砂糖とスパイスと爆発的な何か / 北村紗衣
・私と鰐と妹の部屋 / 大前栗生
・短歌タイムカプセル / 東直子 佐藤弓生 千葉聡
・笹井宏之第一歌集 ひとさらい / 笹井宏之
以上6冊、新刊と補充です。
『原郷の奄美』から、昇曙夢(のぼりしょむ)は奄美出身のロシア文学者です。トルストイやドストエフスキーの翻訳を大正の頃にしています。私は、かごしま近代文学館さんの常設展で初めてその名前を知りました。評伝気になっての仕入れです。
『お砂糖とスパイスと爆発的な何か』は発売後すぐに売り切れしまったので補充しました。発売から1ヶ月で3刷りとはスゴいです。良い本ですよ。
『笹井宏之第一歌集 ひとさらい』も補充での入荷です。『第二歌集 てんとろり』も並べてるのですが、『ひとさらい』の方が売れてます。「ひとさらい」という言葉、目にした瞬間ハッとさせられて、この言葉自体が人の心をさらうような性質を持っているのかも知れませんね。
ということで、書肆侃侃房さんからの入荷でした。よかったらお立ち寄りの際にお手に取ってみてください。
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