2024年6月16日(日)晴れ
午前中は自分主催の読書会「第9回かごどく」がある。
夜は交流会があるのでバスで向かう。
読書会で僕が紹介しようと考えてる本は星野博美さんの『島へ免許を取りに行く』だ。
紹介する本の雰囲気に合うようなちょっとゆったりした曲調の歌が聴きたいと思い、Spotifyで探すとなんとなくPUFFYが目についたので再生する。『これが私の生きる道』の冒頭から始まる歌詞「近ごろ私達はいい感じ 悪いわね ありがとね これからもよろしくね」にガツンとやられる。
良い意味で平成の呑気さのようなものが凝縮されているようでとても良い。今こういう歌詞ってないような気がする。PUFFYは多分これまで歌を通しで聞いたことがなかったと思うが、ちょっと色々聞いてみよう。
中央駅でバスを降りて会場の共研公園近くのPull coffeeへ向かう。
読書会は僕も含めて8名の参加。
初参加の方からの申込もあったのだが都合によりキャンセルとなり今回は見知った顔ぶれとなった。
ドリンクが来るのを待ちつつ余興で30分ほどボードゲームで遊ぶ。
2グループに分かれてそれぞれ異なるゲームを行った。勝敗がつくタイプのゲームではなく、協力型のゲーム。
上手くいってもいかなくても盛り上がるのがボードゲームの良いところ。
終始、和気あいあいとした雰囲気で良かったと思う。
読書会終了後は、そのままカフェでカレーを食べる。
若干時間が遅くなってしまったが店に戻って開店。
週末だというのに恐ろしく人が来ない。開き直って作業に集中することにした。
昨日の分の日誌の投稿とネット出品の作業に勤しむ。
今日はずっと静かなまま終了。
閉店作業を済ませて交流会へ向かう。
この交流会は「鹿児島でビブリオバトルをする男」ことミネトマさんと一緒に企画。
本関連の仕事や活動をされている方、本好きの方などにお声かけした。
なかなか大規模な集まりになり、これだけ集まったのは過去一番かもしれない。
初対面同士の方も多かったが皆さん本が好きということで大変盛り上がっていた。
近々こんなイベントやるというお話やこんなイベントがあったらいいのになといった熱のこもったお話を聞いて大変触発された。
それとこの春に長崎から鹿児島に来られた方のお話も印象深かった。
長崎の学校には図書部があるということと、大学生のビブリオバトルが活発だということ。
そして、私学が多くて学校の先生も移動が少なく、長期的な目で教育を行なったり、教育熱心だったりするらしい。
僕も別に詳しいわけではないが鹿児島の教育現場や環境とはかなりの違いがあるような気がする。
僕は教師の移動が多いことに対してあまりいい印象は持てなくて、例えば何か文化的な活動をやりたいと思っていも移動が入るとなかなか厳しいだろうと思う。
鹿児島のあちこちの喫茶店で朗読会を行なっている私学の中高学校の某先生が良い例ではないだろうか。
仕事の範囲だけではなく、もっと社会の中で教育的なことや文化的なことを行いたいと思っている人はきっといると思うので、そういう環境ができるといいなと思う。
今回話ができたのは一部の人だけだったので、またどこかで集まる機会をつくりたいな。
それと交流会を通じて自分でもやりたい企画をいくつか思いついたのでそちらも進めていきたい。
とにもかくにも大変楽しい夜だった。
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