2024年6月9日(日)

2024年6月9日(日)小雨

夜中に悪夢を見たり、明け方にまた蚊に刺されたりで度々目が覚める。
とはいえ問題なく動けるので、無理が出ない範囲で仕事をこなしていこう。
行きがけに倉庫に寄って本の整理とお客さんから取り置き依頼された品を回収。
自店でも本の整理とネット受注の発送準備、店内の掃除を済ます。
それから車を堀江町のコインパーキングに停めがてら丸亀製麺で昼食。
ダイソーで備品の買い物をして自店へ。
あらゆる商品が金額はそう変わらないけどその量は減っていくばかり…。
出費を抑えられるものは節約しないと。対策考えよう。
昼過ぎに常連さんがご来店。『ルックバック』の話で盛り上げる。
昨日、最近気になる映画の話になり僕が『ルックバック』を挙げたところ、気になって原作を購入して読んだら良かったらしく今日感想を教えてくれた。
数年前にジャンププラスで読んで以来なのでところどころ忘れていたが、話しているうちに思い出した。
ラストをどう解釈するか?と主人公たちに降りかかるある事件をどう捉えたらいいかは、映画を見てまた改めて考えたいと思った。
その後は「日本の古本屋」への出品登録を進める。
登録したものが数時間後に注文かかったのでやりがいを感じた。最近イベントなどが多くてネット出品が疎かになっていたのでもっとちゃんとやらないとと改めて実感。
夕方に友人が来たので隣のカフェでおしゃべり。
いろいろ話したが、「古本屋」の一般的なイメージにまつわる話になり、僕が何にモヤっとしているかが明確になる手応えを感じた。
古本屋あるある話だが、店に来たお客さんから「ここにある本は全部読んだんですか?」と質問されることがある。(当然「NO」だ
)
この質問って「古本屋」の一般的なイメージをかなり強く象徴しているのではないかと改めて思った。
というのが、古本屋は「仕事」ではなく、「趣味」の延長でしているというイメージが一般的にあるのではないか?と。
一般的には古本屋が仕事に分類されていないというのは、結構腑に落ちるものがある。ここで詳しく書くことはしないけれども。
まあただ外から見てわかりづらいというか、何をしているのかよくわからないというのはあると思うので、仕方ない面もあると思う。
そういう意味ではこういうふうに日誌を書き留めるのは意味があるのかもしれないと一瞬思ったけども、振り返ると他人と喋ったこととか、見たり読んだりしたものについてしか書いていないので、趣味の延長と判断されるのも本当に致し方ない…。
しかし、仕事は地味なのでそれを書いたところで面白くないしな…とも思う。
そういう観点では、他所から見て「仕事に見えるような仕事」が必要なケースもあり、それが人類学者グレーバーのいう「ブルシット・ジョブ」なんだろうな。
まあ会社ではなく個人でやってるわけだし、他所から見られることなんてそう多くないので、これからも独りで黙々と「仕事」を頑張ろう。

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