2024年6月2日(日)


2024年6月2日(日)晴れ

倉庫の整理を少し進めてから店へ。
清掃等を済ませて開店前に歩いてすぐにあるラーメン屋「ふくまん」で腹ごしらえ。
最近行けてなかったので今日こそはと朝から昼食は「ふくまん」と決めていた。
しかし別件でちょっとモヤっとすることがあり、どうにも気分を切り替えられないままの昼食だった。
自分の好物を食べているのにそれを楽しめていない。そのことでまたモヤが少し増す。
食事中、お店のお客さんが駐車場の清算の仕方が分からないと店員さんに言い、店長さんが爽やかに「教えてあげて〜」と店員さんを送り出す。店長さんはラーメン作ってるのにその間も接客していてずっと動いている方。
会話らしい会話は仕方ことがないが、その振る舞いから良き人であることが伝わってくる。
駐車場の清算のやりとりも自然な振る舞いだったんだろうけど、僕から見ると人柄の良さに溢れていて、おかげさまでモヤモヤが少し晴れる出来事だった。
食事を終え、気を取り直して外へ出る。
自店に戻る前にジュンク堂へ行く。
佐原ひかりさんの発売したばかりの新作小説を購入するためだ。
佐原さんの存在は、常連のお客さんから教えてもらって知って、設定が面白い作品だなと思って読んでみたら見事にハマり、過去作3つすべて目を通した。
毎回、前とは異なる題材で書いているので新作も心持ちにしていた。
無事に手中におさめ、自店へ戻る。
週末とは思えない静けさだったが、かえって昨日買い取った本の値付け作業が捗ってよかったかもしれない。
帰宅して一区切りついたところで、佐原ひかりさんの『鳥と港』を少し読む。
30ページほど読んだだけでも、過去作品との差異や作品にどのようなモチーフがあるのか垣間見えてやはり面白い。
なんていうかこれほど読むのをワクワクさせてくれる作家さんて自分的には本当に久しぶりの感覚だ。
どの作品もとても面白いので多くの人に読んでほしい。僕ももっと他人に紹介しよう。

古本屋ブックスパーチ | 鹿児島の古書店 | 古本の買取承ります

鹿児島市泉町の古ビル「トマルビル」の端にある小さな古本屋です。宜しくお願いします。

0コメント

  • 1000 / 1000