『路上の陽光』読書会 〜「遥かなるサクラジマ」を中心に〜 ※満席になりました。

延期にしていた『路上の陽光』読書会〜「遥かなるサクラジマ」を中心に〜の開催日が決まりました。著者ラシャムジャさんの文章は登場人物の情緒が熱く伝わってきて好きです。海外文学を普段読まれない方(私もですが)にも比較的読みやすくオススメしやすいと思います。当店では新刊本で販売中ですので、よかったらお手に取って読んでみてください。
※1/18(水)追記:翻訳された星泉@さんがなんと読書会にご参加されることになりました!いろいろお話をお尋ねできる貴重な機会になりそうです。

【内容】
チベットの作家ラジャムジャの短編集『路上の陽光』を課題本にした読書会。収録作品「遥かなるサクラジマ」は著者が実際に桜島を訪れた際に物語のアイデアを閃いたそうです。まずは各々自由に本の感想を話していただき、その後フリートークで「遥かなるサクラジマ」を中心に、いろいろおしゃべりができたらと考えています。
思ったことや感じたことを話していただければ大丈夫ですので、どうぞ気軽にご参加ください。

【「遥かなるサクラジマ」】
ネパール、カナダ、日本へと移り住んできた女性が主人公。居住時間が一番長い日本にも馴染めず、かといって一度も足を踏んだことがない両親の故郷チベットにアイデンティティを求めることもできずにいる。チベット人であることや女性らしくあることを他人から求められることに悩むが、唯一、一緒にいると自分らしく居られた恋人も誤解から別れてしまう。恋人と一緒に見に行こうと言っていた桜島を見るため、東京から鹿児島へ向かう新幹線に乗り込み、これまでの自分の人生を回顧する。主人公の目に桜島がどのように映るのか。暗い感情も親しい人と接する時の喜びの感情も臨場感のある文章で伝わってくる作品。

【日時】2023年1月28日(土)の18時〜19時30分までの予定
【場所】天文館図書館の大階段前の交流スペース(鹿児島市千日町1-16 センテラス天文館4階)
【定員】8名 
【参加費】無料 
【参加条件】課題本を読了済みであること。
【申込方法】店頭か電話(050-3698-9921)かメール(books_perch@yahoo.co.jp)にてお申込ください。

【読書会の流れ】
1.持ち時間5分ほどで簡単な自己紹介と『路上の陽光』の感想をお話しください。
2.参加者全員が話し終えたらフリートークを行います。
※収録作品「遥かなるサクラジマ」を中心に行いたいと思います。
3.終了時間になりましたら、最後に読書会に参加した感想を簡単にお話しください。
4.以上で、終了。 

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